葛布のワークショップ
今年も葛布のワークショップを開催することになりました。
《葛布ワークショップ》 by村井達彦(大井川葛布)
主催:A・MANO
共催:NPO法人アーツ&クラフツビレッジ
日時:2021年 7/22(祝)23(祝)24(土)25(日) <3泊4日>
葛布とは秋の七草、葛の蔓から繊維を取り出し織物にしたものを云います。
日本古来から伝承する自然布の一つであり、日本人の忘れてはならない大切に未来に繋げていきたい文化です。
この季節にしか出来ない自然に繁殖している葛から光輝く美しい糸を作りだす工程は、魅力的で、毎年、大井川では、長期のワークショップを開催されています。
昨年に引き続き、3回目の岡山でのワークショップは、大井川葛布の村井龍彦氏をお招きして葛を糸にする技術と知識を4日間で集中して伝授して頂ける、またとない機会です。
過去に経験された方も初めての方もご参加お待ちしております。
会場のアーツ&クラフツビレッジ周辺には葛が群生しており、廃校の校舎の前に流れる清流で作業ができ、染織工房で織り上げまでの作業が一貫してできます。
講師:村井龍彦(大井川葛布)
( Tatsuhiko Murai )
日本三大原始布の一つである葛布の織元「大井川葛布」の名物親方。
遠州静岡に流れる大井川のほとり・金谷にて葛布屋に生まれ、先代から受け継いだ技と伝統を大切に守り続ける。
「古代織連絡会」の事務局長でもあり、北は北海道のアットゥシ、新潟・山形のシナ布、南は沖縄の芭蕉布や宮古上布まで日本の自然布の産地をまとめ、産地見学ツアーや展示会、染織展示会情報サイトの運営などを通して広く情報を発信している。
江戸時代の葛布の復元や葛布の研究者としても知られる。
毎年夏に葛のワークショップを行うほか、染織教室も主宰。
葛布や自然布、いざり機の保存と後継者養成、染め織りの世界のすばらしさを後世に伝えるために、全国各地を飛びまわっている。
http://www.kuzufu.com/index.html
スケジュール:
22●1日目
午前10時
葛の刈り取り
室作り
葛を茹でる
葛布の話
23●2日目
村井龍彦氏の自然布と葛布についての講座
葛の繊維でツグリづくり
19時〜
懇親会
24●3日目
葛糸で織作業(コースター)
織り機には事前に縦糸を張ってあります。
砧打ち
25●4日目
室出し
葛洗い
反省会
終了15時
持ち物:
●葛刈り取り:
・軍手 *鎌 *剪定はさみ
・長袖 ・長ズボン ・帽子 (注:黒っぽい服装は、避けてください。)
*長靴 ・日焼け止め ・虫除けスプレー ・虫刺され痒み止め薬
・水分補給のお水(ペットボトル、水筒など *無い方は、お貸しします)
●葛洗い:川に入ります
・短パンもしくは水着 ・ゴム草履 ・帽子
●葛織
・握りはさみ ・老眼鏡など
●保険証、持病の薬など
●宿泊の方へ
・パジャマ ・歯磨き
(バスタオル、シャンプー、ドライヤーなどは用意があります)
●アレルギーなどある方はおしらせください。
交通:
<車>
大阪から約3時間 中国道 院庄インター 落合インターから各30分。
米子道 久世インターから20分
<電車>
JR 岡山駅から津山線亀甲駅下車
送迎車30分
またはJR姫新線 美作追分駅下車
送迎車10分
<高速バス>
○阪急バス
大阪ー新見/三次行き
注)コロナで3月現在運休中です。
大阪(梅田)発 7:30
中国追分 着 10:23
送迎車10分
○JRバス
大阪駅発 津山行き 約3時間
津山駅よりJR姫新線 美作追分駅下車
送迎約10分
参加費:
4日間通し参加
受講料お一人 48,000円 宿泊食事代別途(定員10名)
アーツ&クラフツビレッジに宿泊ご希望の方
3泊10食 28,000円(懇親会費込み)
前泊 後泊ご相談ください。
(正規の宿泊施設ではございません。代金は食事代、リネン代および施設利用ドネーションとしていただきます。)
ワークショップ 1日参加 13,000円
懇親会だけの参加 3,000円 (アルコールは実費)
お申込み方法:
⚫メール acv.okayama@gmail.com
⚫電話 090-3881-3846
下記必要事項をお伝えください。
①お名前 ②年齢 ③電話 ④住所 ⑤メールアドレス ⑥宿泊と食事希望
⑦交通手段(車、高速バス、電車)
主催のA・Manoについて:
A・Manoは、岡山のアーツ&クラフツビレッジと大阪のSUYO Texile によるユニットで手仕事の繋がりを元に染織ツアーや展示会、ワークショップを国内外で催してきました。